北国体型の○ティちゃんを見失うよりも少し前、
やぎべえとショーンはある看板をチェックしていました。
やぎべえは知りもしなかったのですが、ホームのショーンは
こういうことにとても詳しいのです。

「ベエエ」
「えっ?あっ!知ってるこのバンド。」
「べー!」
「おー!」
遊園地で遊んだあと、改めて看板のあったところへ行った二人。
「おー!!」

やぎべえ、興奮。さらに、

「あはは!」
そうです、ここはベルファスト近郊、バンガーという港町。
そしてこのヤギの看板は、ギグをやってるパブ、goot's toe。
バンガーのゴーツトウで今晩ギグをやるのは、コワルスキ。
(”コワルスキ、バンガー”で検索してみて!)
コワルスキについてはhttp://ameblo.jp/eejitrecords/entry-10539047344.html
goot's toeについてはhttp://www.thegoatstoe.co.uk/
はしゃぐやぎべえ、クールなショーン。
でもやぎべえは感じました、ショーンが
内心ではすごく盛り上がっていることを。
ステージを囲むフレンドリーな雰囲気。
迷い込んでしまった気分のやぎべえ。でもそこにはビール。
そして気の置けない友人ショーンと、音楽。すてきな音楽。




なんだかわからないけど、かっこいいひとたち。
なんのしがらみもない、ある夏の一夜。

「世の中はビールと音楽とちょっとの友人と、
たくさんの親切で成り立っているんだなあ」
やぎべえは帰ってきてからそう思ったそうです。
やぎべえとショーンは帰ってきました。もう早咲きの桜を見つけたり、
みどりヤギを見送ったり、色々なことを経験しています。
次なる旅のたよりを待ちたいと思います。