2024年05月21日

札幌芸術の森の美術館

遠藤彰子展 生生流転
https://www.hbc.co.jp/event/endoakiko/
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遠藤彰子先生の展覧会を見に、北海道へ行きました。
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北海道はでっかいどう。
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高速バスを乗り継いでいきました。夕日に向かってGO!
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時計台前に着いたときにはもうすっかり夜。しかし札幌の夜は眠らない、人通りも多く、イベントのテントも出ていてとてもにぎやかでした。
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塩ラーメンがとてもおいしかったです。味噌は季節限定でした。冬来たら食べられるのかしらん。
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地下鉄とバスを乗り継いで、緑豊かな芸術の森にたどり着きました。
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自然も遠藤先生の作品も壮大。
人は食べたもので出来ている、というコピーを聞いたことがありますが、森に囲まれた美術館で、遠藤先生の画業と作品を見ているうちに、おかしな話ですが遠藤先生は、今まで使った(描いた)絵の具で出来ている、のではないかしらと思えてきました。
世界の見方をリロードすることができました。
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ありがとうございました。また頑張ります。

ポケモンGO!でGO HOME!
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posted by まほん at 18:37| Comment(0) | TrackBack(0) | やぎべえ旅便り

日曜美術館scribble2024.03.24

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2024年3月24日の日曜美術館は
再放送「建築家・内藤廣 渋谷駅・世界一複雑な都市開発を率いる男」の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/VVMP1XGMJM/
初回放送は2023年10月22日です。

渋谷再開発にまつわる建築とアートと内藤氏の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/blog/bl/p70PrXddo7/bp/py0dDnM3Ly/

変容する渋谷駅周辺の様子や、
内藤氏の建築の紹介を見ていると、
建築物が有機物のように見えてきて不思議です。

建築は彫刻同様3Dで成立する世界にあります。
絵画は2Dで成立する世界にあります。
油絵学科だった美大生の頃、彫刻科の人に
「(絵は)所詮二次元でしょ」と言われたことが
たまに思い出されますが、
次元の多さが、要素の多さが、
作品の強い弱いや優劣や、格式の高い低いを
決めるわけではありません。

自分自身がどのジャンルに対してもリスペクトする気持ちを
もつことが始まりだと思います。わたしは建築は古今東西
無音の緊張感というか空気感を感じることができるので
好きで興味があります。作る過程を想像するだに、
凄いことだなあと感心します。建築家も建てた人たちも尊敬。

ウキウキワクワクする様子を隠さない小野さんの
司会を見られるのももうあとわずかです。


posted by まほん at 16:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年05月04日

クレパスマンガのバックヤード

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慢性副鼻腔炎日誌で使った道具を紹介します。
・プラスチックまな板(百均で購入)
・油絵具とき油
 オイリーシンナー リンシードオイルホワイトスピリット
 MAIMERI(もらいもの)
・2H H 4Bえんぴつ ステッドラー
・スクラッチニードル 
・スクリーントーンをおさえるやつ MAXON
・堅木べら
・ペインティングナイフ 世界堂印
・ナイロン小筆(家にあった)
・さっぴつ
・小皿
・クレパススペシャリスト サクラクレパス(頂き物)

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・マスキングテープ
・定規
・練りゴム 消しゴム
・スケッチブック
・ウエス(要らなくなったシャツなどの布)
・クレパス画事典-基本からプロのテクニック・画材の基礎知識・名画集-
 サクラアートミュージアム編 株式会社サクラクレパス出版部

()のないものは全て画材店で購入しました。
クレパスでマンガを描いたのは、
「まずはクレパスを使ってみよう!」という思いからでした。

素晴らしいクレパスセットを以前やんごとなき筋から頂いていて、
本業の油絵の画材との併用を模索していたこともあります。

描く楽しさを見失わないように気をつけながら、
自分のペースで定期的に使い、クレパスの特徴をいくつか学ぶことができました。
まだまだ未知の部分が多く使いこなせてはいないので、
継続して描こうと思います。そのうち本業にも活かせたらいいなと思います。

感想(主観です)
・揮発油で溶いても色がそんなに伸びない。画用紙が吸い込むんですね。
・テレピンはあまり代用になりませんでした。ホワイトスピリット素晴らしい。
・細部は溶いて筆で描く方が早いですが、クレパスらしさはなくなるので負けた感があります。
 別にクレパスでなくていいじゃん、となります。
・プラスチックまな板はエンボスがあって、早く練ることができます。サメ肌のわさびおろし
 のような。そのかわりエンボスの隙間に入り込むので量が減る気がします。
 アクリル板の方がよいのかもしれません。
・練って使うとスクラッチがたくさんできて楽しいです。
・少しずつ色をのせるコツコツ感があります。視覚だけでなく触覚も楽しめる、
 体験型の画材だと思います。仕事で使うのは…結果だけを考えると
 クレパスで描く必要はなさそうです。

・クレパスらしさを生かして描けると楽しいです。生かして描くにはどう使えばいいか、
 描いていると自然に気付きます。なんでもそうですね。

みなさんよい日をお過ごしください。

 
posted by まほん at 11:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月29日

日曜美術館scribble24.03.17

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2024年3月10日の日曜美術館は
「春 はじまりの旅 アート×坂本美雨」の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/RNZV9NM5Y6/

坂本美雨さんが各地の美術名所を巡るのんびりした回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/blog/bl/p70PrXddo7/bp/p8BLwJ6mj3/

随所で「4月から案内人」ということを挟んでくるので、えっ・・・
4月から3人になるのかな、とか。えっ・・・柴田さんか小野さんとチェンジかな、とか、
お顔立ち、お父さんじゃなくてお母さん似なのかなとか、とか・・・。
そわそわした気持ちで見てしまい、
正直動揺して気が散ってしまいました。
posted by まほん at 23:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月27日

2024年04月22日

日曜美術館scribble24.03.10

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2024年3月10日の日曜美術館は
「マティス 色彩の冒険 南仏・タヒチへの旅」の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/QJ7Y6WM5NP/
いや、南仏コリウール、青が美しい。景色の写真見ごたえがあります。掘り下げた記事もあります。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/blog/bl/p70PrXddo7/bp/pJ1lgmRzd9/
展覧会「マティス 自由なフォルム」が5/27まで国立新美術館(東京・港区)で開催中 です。

別の番組で得た情報ですが、マティスがピカソに鳩を贈って、ピカソがその鳩を描いて、その鳩が平和の象徴になっていったのだとか。マティスとピカソ、いい関係ですね。
ピカソは子供の頃鳩を激烈上手に描いて、画家だったピカソのお父さんが筆を折ったというエピソードもありますね。
鳩と平和と言えば、ベン・シャーンの鳩のポスターも好きです。

61歳でタヒチに行ったり、ファカラバ島 で泳いだり、77歳でヴァンスで教会をプロデュースしたり、病を患っていたにもかかわらず精力的に制作を続けるマティス。その意欲の源と、後年のマティスのさばさばした作風の背景を探るような、仮説を当てはめようとするような回でした。いやあ景色がきれい。4Kで見たかった。

若かりし頃、具合が悪いとき療養で出会った画材に触れて「これがわたしの人生だと分かった」というエピソード。マティスは分かった、と言い切ったことを生涯かけて証明しようとし続けた真面目な人だったのかな、と思いました。
マティスさんが長い棒の先に木炭(多分。コンテかな。)をつけて大きなエスキースを描いている姿がとても好きです。
posted by まほん at 16:46| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月20日

2024年04月15日

日曜美術館scribble24.03.03

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日曜美術館2024年3月3日は2023年12月10日 放送の
「倉俣史朗 デザインの魔法 」
再放送の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/9QJY798W2J/
ふと、どんなふうに再放送する回を決めているのかなと。
1988年に発表されたミスブランチという椅子は、
ムサビの椅子コレクションにはあったかしらん。

引力から解放されたいとか、居眠りしてアイデアが浮かぶとか、
幕間劇とか、どこか浮世離れしたスタンスで仕事をして
評価されて、羨ましいなあと正直思いました。

氷河期ど真ん中世代としては
高度経済成長時代を社会人として
味わってみたかったかな。
多くの人が夢を追えて、多くの人が
夢を追う人を支えようと思っていて。

明るいところと暗いところが
濃くてどぎつい時代。
なんでもやっちゃえ!なんかこうなっちゃった!
みたいな時代。
コンピューター上ではなくて、現実で。

いや、味わわなくてよかったのかな。
posted by まほん at 21:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記

2024年04月13日

2024年04月08日

日曜美術館scribble24.02.25

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2024年2月25日は2023年10月29日 放送の
「“描く”という祈り 日本画家・西田俊英」
再放送の回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/GJKXJ33MKW/

スケッチしながら見ていると、毎回入ってくる
情報が違っていて、自分の体調や興味関心の
移り変わりがあることが分かります。
忘れたころに見直す映画も同じです。

西田先生の画業
https://nihonga.musabi.ac.jp/faculty/%E8%A5%BF%E7%94%B0%E4%BF%8A%E8%8B%B1
に反比例して
「弱い方がいいですよね」とか
「知ったかぶりが恥ずかしい」とか、
謙虚とも言える姿勢をおもちであることに
心を動かされました。

生涯、学びなのだなあ。
私も日々精進を続けようと思いました。
posted by まほん at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記