
NHK日曜美術館 今日は甲斐荘楠音という大正時代の日本画家を紹介する回でした。
https://www.nhk.jp/p/nichibi/ts/3PGYQN55NP/episode/te/K9W29JWV2G/
「ぼっけえ きょうてえ」の人だ!と気が付きました。怪奇小説の表紙画で強烈な印象の絵。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BC%E3%81%A3%E3%81%91%E3%81%88%E3%80%81%E3%81%8D%E3%82%87%E3%81%86%E3%81%A6%E3%81%88
美術家の森村泰昌さんをゲストに、東京ステーションギャラリーhttps://www.ejrcf.or.jp/gallery/index.aspで8/27まで開催されている、甲斐荘楠音(かいのしょうただおと)展を紐解いていました。
森村さんは絵画の登場人物になりきる人です。https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A3%AE%E6%9D%91%E6%B3%B0%E6%98%8C

ステーションギャラリーの階段。
楠音さんは土田麦僊の拒否エピソード(穢い絵は会場を穢くするからあれは遠慮してください)後、徐々に映画の衣装デザインに移っていったようです。展覧会会場をキレイにするために描いていたわけじゃないから仕方なしと思うと同時に、高尚・序列主義的な公募展の当時のあり様が伝わるエピソードだと思いました。今の公募展は今の公募展で、様々に議論されているようです。
ところで司会の小野正嗣さんは芸大教授の布施英利さんをリスペクトしているのかしらん。